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名車ジムニーのモデルサイクルが長い理由

  • Date : 2017/09/26
  • Category : ブログ

ジムニーが発売されたのが今から40年以上も前の1970年です。

当時の社長のちょっと強引な意見によって作られるようになって車だったのですが、ここまで長きにわたって人気車種となるとは思わなかったでしょう。

しかし、この車ほどモデルサイクルの長い車はありません。

初代モデルは1970年から1981年までの11年間、2代目モデルは1981年から1998年の17年間、そして現行型である3代目モデルの1998年から作られて既に16年もたっているのです。

初代から完成されていた

通常、国産車は5年から7年という期間でモデルチェンジを繰り返すものですが、ジムニーは40年以上の間で2回しかフルモデルチェンジを行っていないのです。

ただ、その分も出る期間中に細かなものから大規模なものまでいろいろなマイナーチェンジや手直しなどが行われているのですが、それでも基本的な部分はほとんど変えず、モデルチェンジでも大きな変更点を与えられることなく、進化してきたのです。

これは基本的な設計が優れていたこと、オフロードマシンとしては初代モデルでほぼ完成されていたということが言えるからであって、どこかの自動車メーカーのようにコストがかかるから何もしないというものではないのです。

ジムニーは「SUV」

ここ最近やたらとクロスオーバーSUVだとかSUVだとか聞くようになりました。

このジムニーも実はSUVという肩書で販売されています。

SUVはスポーツ・ユーティリティ・ヴィークルの略でアウトドアスポーツに行くための車という意味があります。

アウトドアスポーツをやるところというのは山沿いであったり海沿いであったりするわけで多少の悪路走行をしなければならないので、SUVの条件としてそれなりの悪路走破性を持つというものがあるのです。

この点で見ればオフロードマシンにジムニーと同じなのですが、はっきり言ってSUVとジムニーの悪路走破性では雲泥の差があるのです。

ジムニーはSUVではなくオフロードマシンやクロスカントリー4WDというべき車なのですが、どんな優れた性能を持った車でも売れなければ存続すら危うくなります。そこでスズキがとったのが今流行りのSUV人気に乗ってしまえということで、この車をSUVとして販売しているのです。

ただ、ちょっと怖いのがジムニーをSUVとして売ってしまっているので、この車を本当のSUVと思ってしまう人が出てくるのではないかということです。

この車をSUVとしてしまってはっきり言って性能は悪いです。

乗り心地は悪いし燃費も悪い、快適装備もそれほど付けられていないのではSUVとしてはあまり好まれないと思うのです。

スズキもコンセプトを明確にしてオフロードマシンとして売った方がいいのではないか、とも思います。

ジムニーのシンプルな装備

ジムニーはオフロードマシンです。

軽自動車にありがちなトールワゴンやクロスオーバーSUVではありませんので、快適性はそれほど求められていません。

しかし、日常の使い勝手を考えれば多少の快適装備も必要なわけですが、ジムニーにはそういった形で必要最低限の装備しか付けられていません。

エアコンも今流行りのオートエアコンではなくごく普通のマニュアルエアコン、これでもついていればいい方で、ちょっと前までのモデルではエアコンすらオプションだったのですから、今の方がかなり快適性は上がったと思います。

カーオーディオも上級グレードにだけラジオ付CDプレーヤーのみでカーナビなどが標準装備されているわけではありません。

ステアリングは一応パワーステアリングになっていますが、他の軽自動車に比べると若干重めです。

これらのほかにもパワーウィンドウやキーレスエントリー、UVカットガラスなどが付けられているので、車としてこのジムニーに乗る分には全く問題はないはずです。

そもそも快適装備というものは車に車以上の快適性を求めた結果ですので、そういったものは硬派のオフロードマシンであるジムニーには必要ないのです。

後は必要なものを自分で付ければいいだけのことです。

軽自動車規格でもパワフルなK6A型ターボエンジン

オンロードでもオフロードでもエンジンにパワーがあればあるほどいいに決まっているのですが、ジムニーは軽自動車として存在するわけですので軽自動車規格という制限にあわせなければなりません。

それによって660ccという自動車としては非常に小さなエンジンを使わなければならず、更に64psという自主規制値にも従わなくてはなりません。

ジムニーのエンジンはK6A型直列3気筒DOHCという少しばかり設計が古いエンジンで、燃費性能は現在スズキの軽自動車の主力エンジンとなっているR06A型よりも劣ってしまいますが、K6Aの方がどちらかというとパワーを稼ぎやすいエンジンでそれにターボチャージャーを付けてR06A型のターボエンジンと同じ64psを発生させています。

しかし、見ていただきたいのはトルク、R06Aターボでは9.7kgf・mとなっているところ、ジムニーのK6Aでは10.5kgf・mとなっているのです。

オフロードマシンはパワーではなく停止状態や低速域からのピックアップが重要な性能で、エンジンを回してパワーを使うというよりも低回転域のトルクを活かした走りが欠かせないのです。

そういった走り方にピッタリなのが、K6A型ターボエンジンであって、燃費を犠牲にしてでもトルクの稼げる、そしてちょっとしたチューンでモアパワーを稼ぐことができるエンジンなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ジムニーのカスタマイズ性や尖ったパフォーマンスが多くのジムニーファンを虜にしてきたことがわかりますね。

なんだかんだ言ってジムニーしか好きになれない、ダメなところもイイところも全部ジムニーだからこそ許され、愛されるのです。

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